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個別指導の歯科保険診療確認事項リスト(検査)です。指導監査にお悩みの歯科医の方は、サンベル法律事務所にご相談下さい。

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歯科保険診療確認事項(5):検査(歯周病検査等)

歯科の個別指導の書籍を出版し、歯科の指導監査に強い弁護士です。

弁護士鈴木が力を入れる歯科個別指導に関するコラムです。

ここでは、厚生労働省保険局医療課医療指導監査室が作成した歯科の保険診療確認事項リスト(検査、電気的根管長測定検査、細菌簡易培養検査、歯周病検査、歯周病部分的再評価検査、顎運動関連検査、歯冠補綴時色調採得検査、有床義歯咀嚼機能検査、咀嚼能力検査、咬合圧検査、精密触覚機能検査、舌圧検査、検査料、呼吸心拍監視の部分)をご説明します。平成30年度版ver.1809に基づいており、
弁護士鈴木が適宜加筆修正等しています。

歯科の個別指導、監査に悩んでいる歯科医の方は、以下のコラムもご覧下さい。
・ 個別指導(歯科)の上手な対応法

検査

 1 電気的根管長測定検査

略:EMR
□@ 算定要件を満たしていない電気的根管長測定検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 検査結果を診療録に記載していない。
 □イ 同一歯に対して、電気的根管長測定検査を複数回算定している。

□A 電気的根管長測定検査を実際とは異なる根管数で誤って算定している例が認められたので改めること。

 2 細菌簡易培養検査

略:S培
□@ 算定要件を満たしていない細菌簡易培養検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 検査結果を診療録に記載していない。
 □イ 抜髄後の根管貼薬に当たって実施した検査を算定している。
 □ウ 根管貼薬処置の期間ではない時期に実施した検査を算定している。

 3 歯周病検査

《歯周基本検査》略:P基検
□@ 算定要件を満たしていない歯周基本検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(1点以上)、歯の動揺度)を実施していない。
 □イ 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(1点以上)、歯の動揺度)の結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。
 □ウ 乳歯列期の患者について歯周基本検査を算定している。
 □エ 歯周病検査を1口腔単位で実施していない。

□A 必要性の認められない歯周基本検査を実施している例が認められたので、適切な検査を選択すること。

□B 混合歯列期の患者に対し画一的に歯周基本検査を実施している例が認められたので、歯周疾患の状態、歯年齢等により、混合歯列期歯周病検査、歯周基本検査の必要性を十分に考慮した上で検査を選択すること。

□C 歯周基本検査における(歯周ポケット測定、歯の動揺度)の記載に不備な例が認められたので、適切に記載すること。

《歯周精密検査》略:P精検
□@ 算定要件を満たしていない歯周精密検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(4点以上)、プロービング時の出血の有無、歯の動揺度、プラークチャートを用いたプラークの付着状況)を実施していない。
 □イ 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(4点以上)、プロービング時の出血の有無、歯の動揺度、プラークチャートを用いたプラークの付着状況)の結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。
 □ウ 歯周病検査を1口腔単位で実施していない。

□A 臨床所見、画像診断所見、処置内容、症状経過等から判断し、必要性の認められない歯周精密検査を算定している例が認められたので、適切な検査を選択すること。

□B 画一的に歯周精密検査を実施している例が認められたので、歯周疾患の状態、治療の内容等により、歯周基本検査、歯周精密検査の必要性を十分に考慮した上で、検査を選択すること。

□C 歯周精密検査における(歯周ポケット測定、プロービング時の出血の有無、歯の動揺度、プラークチャートを用いたプラークの付着状況)の記載に不備な例が認められたので、適切に記載すること。

《混合歯列期歯周病検査》略:P混検
□@ 算定要件を満たしていない混合歯列期歯周病検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 必要な検査のうち(プラークチャートを用いたプラークの付着状況、プロービング時の出血の有無)を実施していない。
 □イ 必要な検査のうち(プラークチャートを用いたプラークの付着状況、プロービング時の出血の有無)の結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。
 □ウ 歯周病検査を1口腔単位で実施していない。

□A 混合歯列期歯周病検査の実施に際しては、歯肉の発赤・腫脹の状態及び歯石沈着の有無を確認すること。

□B 混合歯列期歯周病検査における(プラークチャートを用いたプラークの付着状況、プロービング時の出血の有無)の記載に不備な例が認められたので、適切に記載すること。

 4 歯周病部分的再評価検査

略:P部検
□@ 算定要件を満たしていない歯周病部分的再評価検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(4点以上)、プロービング時の出血の有無、必要に応じて行う歯の動揺度及びプラークチャートを用いたプラークの付着状況の検査)を実施していない。
 □イ 必要な検査のうち(歯周ポケット測定(4点以上)、プロービング時の出血の有無、必要に応じて行う歯の動揺度及びプラークチャートを用いたプラークの付着状況の検査)の結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。

□A 臨床所見、画像診断所見等から判断し、歯周病部分的再評価検査の結果に不備な例が認められたので、検査手技の改善を図り的確に実施すること。

□B 歯周病部分的再評価検査における(歯周ポケット測定、プロービング時の出血の有無、歯の動揺度、プラークチャート)の記載に不備な例が認められたので、適切に記載すること。

《その他》
□@ 歯周基本治療から次の歯周病検査までの間隔が極めて短く、歯科医学的に不適切な例が認められたので改めること。

□A 極めて短期間に繰り返し行われた不適切な歯周病検査を算定している例が認められたので改めること。

□B 口腔内消炎手術と同日に歯周病検査を実施している不適切な例が認められたので改めること。

□C 歯周病検査において、検査を実施した歯数を誤って算定した例が認められたので改めること。

□D 1月以内の再度の歯周病検査を所定点数の100 分の50 に減算せずに所定点数で誤って算定している例が認められたので改めること。

□E 歯周病検査において、残根歯(歯内療法、根面被覆処置を行って積極的に保存した残根を除く。)を検査歯数として数えている例が認められたので改めること。

□F 臨床所見、画像診断所見等から判断して、歯周病検査の結果に不備な例が認められたので、検査手技の改善を図り的確に実施すること。

□G 2回目以降の歯周病検査は、歯周基本治療による歯周組織の変化の比較検討(歯周基本治療等の効果、治療の成否、治療に対する反応等を把握し、治癒の判断又は治療計画の修正)、歯周外科手術実施後の歯周組織の変化の比較検討を目的として実施するものであるので、検査については適切な期間をあけて実施すること。

□H 急性炎症を伴う歯に対し口腔内消炎手術を行った場合のその後の歯周病検査の実施時期については、適切な期間をあけて実施すること。

 5 顎運動関連検査

略:顎運動
□@ 算定要件を満たしていない顎運動関連検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア チェックバイト検査の測定結果を診療録に記載していない。
 □イ チェックバイト検査において(顔弓(フェイスボウ)、半調節性咬合器)を使用していない。
 □ウ (ゴシックアーチ描記法、下顎運動路描記法、パントグラフ描記法)の測定結果を転写する等の手段により検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。

□A 検査の種類及び回数にかかわらず、一連の顎運動検査と同一の検査結果を活用して複数の欠損補綴物を製作した場合に、1回の算定とすべき顎運動関連検査を誤って複数回算定している例が認められたので改めること。

□B 顎運動関連検査は、当該検査を実施することにより支台歯とポンティックの数の合計が6歯以上のブリッジ、多数歯欠損に対する有床義歯の適切な製作が可能となる場合又は少数歯欠損において顎運動に係る検査を実施することにより適切な欠損補綴が可能となる場合に行うこと。

□C 診療録に記載すべき内容(検査結果)について、記載の不十分な例が認められたので、適切に記載すること。

 6 歯冠補綴時色調採得検査

略:色調
□@ 算定要件を満たしていない歯冠補綴時色調採得検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 撮影した口腔内カラー写真を歯科技工指示書及び診療録に添付又はデジタル撮影した場合の当該画像を電子媒体に保存・管理していない。
 □イ 同一画像内に(比較対照歯、色調見本)が撮影されていない。
 □ウ 口腔内カラー写真では色調が確認できない不適切な倍率で撮影している。

□A 複数歯を同時に製作する場合に、同一画像内に当該歯、色調見本及び隣在歯等が入るにもかかわらず、複数枚の写真撮影を行い、歯冠補綴時色調採得検査を複数回算定している不適切な例が認められたので改めること。

□B 色調比較可能な天然歯がない場合に、算定できない歯冠補綴時色調採得検査を誤って算定している例が認められたので改めること。

□C 印象採得又はブリッジの試適を行った日に算定すべき歯冠補綴時色調採得検査を誤って別の日に算定している例が認められたので改めること。

□D 口腔内カラー写真の整理・保管に不備な例が認められたので、適切に整理・保管すること。

 7 有床義歯咀嚼機能検査

略:咀嚼機能→【施設基準】
□@ 算定要件を満たしていない有床義歯咀嚼機能検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 必要な検査のうち(下顎運動測定、咀嚼能力測定、咬合圧測定)を実施していない。
 □イ 必要な検査のうち(下顎運動測定、咀嚼能力測定、咬合圧測定)の結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。
 □ウ 新製有床義歯管理料の「2 困難な場合」に準じる場合、舌接触補助床や広範囲顎骨支持型装置を適用する場合、左右第二大臼歯を含む臼歯が4歯以上欠損する有床義歯や口蓋補綴、顎補綴を装着する場合以外で、有床義歯咀嚼機能検査を算定している。
 □エ 「1のイ 下顎運動測定と咀嚼能力測定を併せて行う場合」、「2のイ 下顎運動と咬合圧測定を併せて行う場合」について、それぞれ2種の測定を同日に実施していない。

 8 咀嚼能力検査、咬合圧検査、精密触覚機能検査

略:咀嚼能力 → 【施設基準】
略:咬合圧 → 【施設基準】
略:精密接触 → 【施設基準】

□@ 算定要件を満たしていない(咀嚼能力検査、咬合圧検査、精密接触機能検査)を算定している例が認められたので改めること。
 □ア (咀嚼能力検査、咬合圧検査、精密接触機能検査)に係る施設基準の届出を行っていない。
 □イ 検査結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。

 9 舌圧検査

略:舌圧
□@ 算定要件を満たしていない舌圧検査を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 検査結果を診療録に記載又は検査結果が分かる記録を診療録に添付していない。

 10 検査料:医科と共通の検査

□@ 術前の検査を画一的に行っている不適切な例が認められたので改めること。

□A (臨床所見、 等)から判断して、必要性の認められない検査を実施し、算定している例が認められたので改めること。

 11 呼吸心拍監視

□@ 算定要件を満たしていない呼吸心拍監視を算定している例が認められたので改めること。
 □ア 観察した呼吸曲線、心電曲線、心拍数のそれぞれの観察結果の要点を診療録に記載していない。

□A 観察した(呼吸曲線、心電曲線、心拍数)の検査結果について、診療録への記載に不備な例が認められたので、適切に記載すること。


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