本文へスキップ

厚生局による薬局への指導監査のコラムのリンク集です。指導監査にお悩みの薬局の方は、弁護士にご相談下さい。

電話での相談のご予約・お問い合わせはTEL.03-5925-8437
平日:9時30分〜17時30分

薬局の新規個別指導、薬局の個別指導などのコラムのリンク集

特設ページ「薬局弁護士.com」での厚生局の指導監査に関するコラムリンク集です。

薬局の個別指導、監査は、弁護士を同席させるべきです。ご相談下さい。


ここでは、弁護士の鈴木が力を入れている薬局に対する厚生局の新規個別指導、個別指導、監査、保険薬局の指定の取消処分の実例、保険調剤での留意事項、指摘事項などに関するコラムをご紹介いたします。

以下に記載のコラムのリンク部分をクリックいただけば、薬局弁護士.com上のウェブページに移動し、係るコラムをご覧いただけます。

薬局への個別指導(厚生局による保険調剤に係る薬局個別指導)は、アドホックな個別的な対応もありますが、原則的には、基本的な運用・ルールに基づき行われるもので、監査についても同様であり、薬局の個別指導、監査に臨む薬局の開設者。管理者の方は、薬局の取消処分事例を検討し、その相場観的なものもイメージすることが重要です。

また、薬局の指導監査では、典型的に調査・確認される事項があり、そういった事項を薬局側が理解することで、指導監査での的確な応答に繋がります。以下のコラムをご活用いただき、厚生局は個別指導・新規個別指導で保険調剤についてどのような事項をチェックしてくるのか、監査ではどのような不適切な調剤が多く問題となっているのか、把握いただければ幸いです。

 1 薬局の指定の取消の実例

以下は、保険調剤薬局・保険薬剤師の指定・登録の取消処分(取消相当)の実例です。

なお、取消相当は、薬局が既に廃止されているなどにより取消処分ができない場合に行われる措置であり、厚生労働省によれば、本来、取消処分(保険医療機関等の指定取消、保険医等の登録取消)を行うべき事案について、保険医療機関等が既に廃止され、又は保険医等が既にその登録を抹消している等のため、これら行政処分を行えない場合に行われる取扱いであり、取消処分の場合と同様、取消相当である旨が公表されるほか、原則として5年間、再指定(再登録)を受けることができないこととなるとされています。

1  情報提供、通報での厚生局による薬局個別指導、取消の実例
保険者や患者、退職したスタッフから、調剤報酬の不適切な請求の情報提供、通報が厚生局にあった場合、厚生局は個別指導などを実施することがあります。本ケースは、情報提供での個別指導の再指導において、不適切な請求の疑義が生じ、監査、取消に至っています。厚生局の再指導が控えている場合、正しい調剤を行い、慎重にレセプト請求をすることが、より重要になるというべきです。

2  薬局での薬剤師ではない無資格者による調剤での監査、取消の実例
薬局が無資格者である事務員に調剤を行わせ、警察が動き、その後に厚生局が動き出したケースとなります。既に廃止された薬局に対しては厚生局の現在の運用では個別指導は実施されず、本ケースでは監査が実施されることになっています。

3  虚偽の処方箋の架空請求(不正請求)での個別指導、取消の実例
保険薬局への個別指導で特定の医療機関から虚偽の日付を交付年月日に記載した処方せんを受けて欲しい旨依頼され、それに応じ調剤を行った旨の発言があり、監査、取消となった実例です。医療機関と薬局が結託・共謀しての不正請求が疑われる場合、医療機関と薬局に対して並行して個別指導・監査が実施されることがあります。

4  医院、医療機関の個別指導からの薬局の監査、取消の実例
不正請求の情報提供で個別指導が実施され、経過観察となり個別指導が終了したものの、他の医院・医療機関での個別指導から薬局の不正請求の疑義が生じ、あらためて個別指導が実施され、監査、取消となった実例です。

5  処方箋の付け替えの不正請求の自主申告での個別指導、取消の実例
個別指導の実施がされていない状態で、薬局側から積極的に厚生局に処方箋の付け替えの不正請求について報告をし、個別指導、監査、取消となった実例です。薬局側としては厚生局の寛大な取扱いを期待したところと思われますが、本ケースでは、取消に至っています。

6  不正請求の厚生局への匿名情報提供・通報、個別指導、取消の実例
不正請求の厚生局への情報提供、通報が匿名で厚生局にあり、また、薬局側から不正請求の報告があり、個別指導が実施され、監査、保険薬局の指定の取消処分となった実例です。

7  関東信越厚生局の東京事務所の監査実施、取消の東京の薬局の実例
薬剤師の逮捕のマスコミ報道があり、不正請求の疑義が生じ、薬局に関東信越厚生局の東京事務所の監査が実施され、取消となった薬局の実例です。

8  処方箋の受付回数の不正操作の情報提供・通報での薬局個別指導の実例
匿名で処方箋の受付回数が不正に操作されているなどの情報提供・通報が厚生局にあり、東海北陸厚生局により当該薬局に個別指導が実施され、監査、保険薬局の指定の取消となった実例です。

 2 薬局保険調剤での指摘事項

以下は、厚生労働省保険局医療課医療指導監査室の保険調剤確認事項リスト(薬局)に基づく、保険調剤で留意すべき、個別指導で指摘されやすい事項に関するコラムです。薬局の新規個別指導、個別指導に臨む管理薬剤師の方は、ご活用いただければ幸いです。

1  2枚処方箋、処方箋の取扱いでの薬局個別指導での指摘事項
いわゆる二枚処方箋は不適切であり、受け付けて調剤を行うことは避けることが求められます。不適切ですので、患者が希望していたとしても、応じないようして下さい。

2  不備のある処方箋、処方箋の処方欄の記載不備の個別指導での指摘事項
処方箋の不備、処方箋の処方欄の記載不備に関する薬局の確認事項、個別指導での指摘事項などのコラムです。

3  調剤録の取扱い、調剤録の保存期間、調剤録の記入の個別指導での指摘事項
調剤録の作成、保存期間、調剤録の記入に関する薬局の留意事項、指摘事項です。

4  地域支援体制加算1、2、3、4の算定留意事項、個別指導での指摘事項
保険調剤薬局の調剤基本料に係る地域支援体制加算(1、2、3、4)での算定留意事項、確認事項、個別指導での指摘事項などのコラムです。

5  電子薬歴(電磁的記録の薬剤服用歴)の運用、管理の薬局個別指導での指摘事項
電子薬歴の不適切な例、薬歴の原本と保存などのコラムです。厚生局の新規個別指導、個別指導では、電子薬歴について、修正履歴等の印刷・持参を(場合により)求められますので、留意が必要です。

6  調剤管理加算(初めて処方箋を持参、2回目以降)の薬局個別指導での指摘事項
調剤管理料に係る施設基準の調剤管理加算(初めて処方箋を持参した場合、2回目以降に処方箋を持参した場合であって処方内容の変更により薬剤の変更又は追加があった場合)の算定留意事項、厚生局の薬局の個別指導での指摘事項のコラムです。

7  外来服薬支援料1の算定での留意事項、厚生局の薬局個別指導での指摘事項
薬局の保険調剤に関して、外来服薬支援料1の算定での留意事項、指摘事項のコラムです。

8  服薬情報等提供料2(2のイ、2のロ、2のハ)の算定での個別指導の指摘事項
薬局の保険調剤での服薬情報等提供料2(2のイ、2のロ、2のハ)の算定での留意事項、厚生局の薬局個別指導での指摘事項のコラムです。

SUNBELL LAW OFFICE弁護士個別指導

サンベル法律事務所
〒160-0004
東京都新宿区四谷1-18
オオノヤビル7階
TEL 03-5925-8437
FAX 03-5925-8438

弁護士鈴木陽介歯科書籍歯科個別指導

歯科書籍:歯科の個別指導・監査・医道審議会の行政処分

インターアクション,2022年

弁護士鈴木陽介歯科書籍歯科 M&A

歯科書籍:歯科医院の事業承継とM&A

学建書院,2016年

弁護士鈴木陽介歯科書籍歯科 弁護士

歯科書籍:こんな患者さんとのトラブル&ハプニング

クインテッセンス出版,2013年